• 2018年03月20日
  • おもしろ

チコピドーというミュージシャンがモナコインをやっていた

おは養分…
みなさま、消耗していますか?(挨拶)

仮想通貨バブルもなんだか終わりそうですね。アマチュアアワータイムはもうないのでしょうか?12月のあれは一体なんだったんだ?
そんな不安に駆られながら日々を過ごしております。皆様はどうでしょう…興味ないですが…。

今回お話しするのは「チコピドー」という方についてお話ししようかと思います。
タイトルからして疑問がいっぱいあると思うのですが、一つづつ説明していきたいと思います。

チコピドーを語る前に

彼を語る前にまず音楽ジャンル・カルチャーの一つである「ノイズ」「シューゲイザー」などの説明をしましょう。そんなに難しい話ではありません。
音楽業界のアンダーグラウンドには、単なるノイズや環境音を音楽とみなし、それを楽しむ「ノイズ」という世界がございます。
一番有名なのは「メルツバウ」という方なのではないかと思われます。日本で有名なノイズミュージシャンは「池田亮司」で、ニューヨークで高く評価されている非常にミニマルなサウンドをクリエイトされる方です。ライゾマティクスの真鍋大度さんなどもそのサウンド&ビジュアルに非常に影響を受けており、彼やそれが率いるチームが織り成すインタラクティブデザインにも如実に現れています。かっこいいです。

シューゲイザーとは、非常に歪んだやかましいギターサウンドを空間的にひたすら演奏し、浮遊感を出したようなサウンドを基本的にシューゲイザーと呼びます。
My Bloody Valentineなんかが日本ではよく認知されております。ちなみにMy Bloody Valentine、通称「マイブラ」を聴く女子は95%サブカルメンヘラ女子なので好きな曲は?と聴いて「マイブラ」って言ったら、なるべく距離を取りましょう。残りの5%はインキャヲタクです。どのみち距離を取りましょう。つまりマイブラを聴くヤツはヤバいということです。いい勉強になりましたね。

メルツバウ。わかりやすいノイズサウンドで絶大な人気を誇るアーティストです。日本のノイズ・ミュージック・シーン(ジャパノイズ)の草分けといえる存在

 
ryoji ikeda。ミニマルなノイズが特徴。プロジェクションマッピングなどを使いビジュアル面でも評価されている。

 
traders by Rhizomatiks ( realtime visualization of Tokyo Stock Exchange )。ryoji ikedaだけではもちろんないが、その要素を汲み取りながらもインタラクティブデザインとして落とし込まれている。

 
My Bloody Valentine – When You Sleep。アイルランド出身のシューゲイザー/オルタナティヴ・ロックバンド。

 
 

チコピドーとは

2007年からニコニコ動画に音楽動画を上げる、日記タグデビューは2008年11月以降、大量の飯動画をアップしている大阪在住の変な男。 ジャック・バウワーのモノマネはしない。 自称売れないミュージシャン。

  • 「食べるます」というギャグを流行らそうとしている。
  • 猫を2匹飼っていて、単にネコと呼んでいる。
  • 絵を描いたり曲を作ったりしていて、TシャツやCDも販売している。(CDはアマゾンでも販売している)
  • エレクトロニカ・グラインドコア・ノイズ・音響系など「マニアックな音楽が好き」 好きなバンド、デペッシュモード、アリスインチェインズ、クイーンアドリーナ、ジャームス、ダムド、アナルカントなど

詳しくはニコニコ大百科にて。

さて、このチコピドー氏、かなりクールな音楽を作っております。それでは実際に聴いてみましょう。
なお、20秒聴いて「これはマジでほんまもんのヤツやん」ってなったら、すぐに再生を停止してください。
 


 

とまぁこんな感じの本当にヤバいおっさんなのです。(字幕のタイミングが神がかっておりますね)
ノイズリスナーは飢えているのか、この下劣にして崇高なサウンドは彼らにとって余裕でトリップできるものです。ゆえに結構評価されているアーティストです。理解できないあなたはよかったですね。一般人です。
チコピドーの曲はアップルミュージックでも聴けるのでぜひ聴いてみてください。

 


アップルミュージックでチコピドー氏の曲が結構聴ける。まずジャケがヤベェ。

 
 

さて、僕がなぜこの「チコピドー」を紹介したのかと言うと、久しぶりに彼の曲を聴いて色々リサーチしていたらあることが判明したからです。
そう、チコピドー氏はモナコインをやっていたのです。
この孤高なおっさんもまた、私たちと同じようにモナコインを持っているのです。
そう、チコピドー=モナコイナー=私たちと言う図式が成立するのです!
だからなんだと言う意見が読者の心の中から聞こえて来るような気がしますが、考えてもみてください。私たちは彼にモナコインを、ストレスなく投げ銭することができる環境が整っていると言うことです。
つまり、彼を応援することができます。ブロックチェーン賜物ですね。

そしてツイッターのプロフィールをよく見ると…

 


 

リップルも持ってんのかい!!ぺぺも持ってんのかい!!
モナコインに関しては名前に@(アットマーク)で優遇されております。さすが我らのチコピドー氏。

えと…まぁ…チコピドーさんという、これを読んでる読者からしたら変なおっさん以上の何者でもない人がモナコイン持ってたって言う…ほんとそれだけの内容に何文字も費やしているんですけど…それだけの話です。(時間を返せと言う意見は受け付けません。)

モナコインの歌も作られております。もしかしたら聴いたことある方もいるのかも。

 

モナコインの歌。チコピドー節が炸裂してとてもクールだ。ちなみに「にょちょい」というのは挨拶…らしい。

 

その他チコピドー小ネタ

  • そこそこビットコインについてもツイートされているっぽい。
  • ライブもやっている。
  • 大阪に住んでいる。大阪のアキバ、日本橋によく出現している。すれ違ってもわからない自信あり。
  • ヲタクを題材にした楽曲が多く、ひたすら同じフレーズを繰り返すスタイルが鉄板。

おわりに

いかがでしょうか。激ヤバアーティストがモナコインをやっていたと言うお話でした。
読者を置いてけぼりにしてる感が否めませんが、チコピドーさんは、統合失調症、うつ病患者、キチガイ、猿、ゲロまみれの警察官等の愉快な仲間たちを牽引してきているし、現代音楽界隈でもニューカルチャーを創造できるほどのポテンシャルを秘めております。一方で非常にアンダーグラウンドな人たちが(チコピドーに限らず)、仮想通貨を触っていると言うことも事実でありこれは一つの証明でもあるかと思います。まだまだ仮想通貨に未来を感じたのではないでしょうか、伸び代を感じたのではないでしょうか。そう思えたならこちらとしても嬉しい限りです。

それではみなさん、仮想通貨にも春が来るように祈りましょう。

アディオス!!

追記(2017/03/20)

チコピドー本人からボソッと言われました。

「あっ…」
あとがきの部分に「ノイズアーティスト」と書いてたので該当箇所修正しました。よく考えなくてもチコピドー本人の音楽はノイズではないです。すみません。
ただ確実に言えるのはノイズリスナーのフォロワーは多いことです。
で、僕がそっちの方なのでノイズにフォーカスしすぎな記事になっちゃいました。あくまで個人ブログのアーティスト紹介ですが、なるべく誤解ないように表記したいです。ただ、表現はなるべくギリギリを攻めたい所存です。
逆にシューゲイズもグアインドコアもあんまり聞かなくてそっちの知識乏しくてすみませんという感じです。もうちょっとチコピドー氏のルーツを紹介できればよかったけどそうなると直接聞かんといけませんね…
今回モナコインメインなのであんまり突っ込まないようにします。
 


 

 

チコピドーというミュージシャンがモナコインをやっていた

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