- 2016年05月09日
- ガーデニング
多肉植物の葉っぱが落ちたので葉挿しして増やしてみた
以前会社のデスクに多肉植物を飾っておりました。ですが、多分僕のいない間に誰かが鉢を落としちゃったんでしょうね、葉っぱのほとんどがちぎれて置かれていました…別に怒ってないけど普通に正直に名乗り出てくれや!!!
実物はこんな感じ。
彼女とお出かけしてるときに広島で購入したものです。ですが僕は特にヘコんでもないです。なぜかというと多肉植物はここから増やせるからです!
どうやって増やすの?
さて早速増やしましょう!!今回行う方法は「葉挿し」という方法です。
葉挿しは超簡単
こうやって落ちてしまった葉っぱを上向きにして土の上に置くだけです。
「え?これで芽が出るの???」と思う方もいるかと思いますが、出ます。自然をなめちゃいけませんよ。
注意点
そういった中でも注意点はあります。
まず、今回使用した土は「観葉植物用の土」です。
王道なのが「花と野菜の土」です。これ一つで大抵どんな植物でも植えたりできます。本来多肉植物の葉挿しのためには作られていないですが、芽くらいは出るでしょう。
もっと専門的なものもあって、葉挿し専用の土もあります。
こんなので芽を出させます。
土は乾燥させておく
もう一つの注意点はここです。葉挿しした後も、絶対に水をやってはいけません。水をあげたい気持ちはわかりますけどここはぐっと我慢です。ちなみにお水をあげちゃうと多肉の葉っぱが腐って枯れちゃいます。多肉の葉っぱの中にはたくさん水分がたまっているので安心してくださいね。
室内の明るい場所か、柔らかい日差しのあるところで管理する
基本的にそんなに日光はいりません。逆に日差しが強すぎると葉っぱの水がすぐに蒸発して枯れてしまいます。あんまり意識せずに、適当なところに置いておくのがいいかと思います。
このまま、時期にもよりますが冬の終わりから春まででしたら2週間から1ヶ月で根っこが出てきて、芽が出てきます。(地域により差があったりします。)
根っこと芽が出てくる
さて、しばらくしましたので見てみましょう!!!
わかりますか?
葉っぱのちぎった部分から小さい子供が出てきています!!
根っこは土に埋もれていますが、できれば飛び出ている根っこは土にかけて埋めた方が良いです。
この辺りから水をあげ始める
まぁ僕の場合はあげませんが、あげてもいいくらいのタイミングなので、スポイトとかで水を根っこに数滴垂らして様子を見てもいい頃合いです。
さらに時間が経った頃の多肉です。この調子でどんどん育っていってほしいです。
この時点でちょうど2ヶ月くらい経っていると思います。もともとこの多肉を置いてた場所が日の当たらないオフィスだったので、芽が出るのが少し遅い気がします。実際オフィスに飾っていたときは徒長していました。
徒長っていうのは植物の茎だけめっちゃ伸びてひょろひょろになること。本来葉っぱも増えるはずだけど日光がないと背だけが無駄に伸びる。人間に例えると僕みたいな虫ケラひょろひょろモヤシ男子みたいなもんです。
かわいい鉢に植え替えます!!
まずこうやって土から取り出します。今からハイドロカルチャーに植え替えます。
ハイドロカルチャーとは?
要するに「水耕栽培」を意味する言葉で、土を使わず水と日光のみで栽培する方法のことを指します。土を使わずといっても、炭とかでできた無菌で吸水性のある人工的な土を使い、それに植えたりします。
今回購入したのはこちら!!!
セラミスグラニューというやつです。これで植えていきます。
先ほど取り出した多肉を一つずつ鉢に植えるのですが、今回用意するのはこちら。
ナチュラルキッチンで買ったやつ!!
一応アマゾンにあるやつも紹介しておきます。同じやつはナチュラルキッチンで売ってます。近くのお店で見てみましょう。
上記の多肉を植えていきます。なるべくセラミスに根っこがかかるように植えましょう。結構むずかったです。
途中まで土を入れ、多肉を入れ…
いっぱいまで入れます。この器はすごく小さいので目一杯入れました。
完成したので他の多肉と並べてみました
じゃん!
いい感じでしょ!!
真ん中のやつは前から育ててるやつで、一番左はこの日に購入したカランコエって植物です。葉っぱがもふもふでウサギの耳みたいなのでそのまんま「うさぎの耳」と呼ばれることも多いです。
さいごに
今回は葉挿しから植え替えまでの過程をご紹介いたしましたが、この後もちゃんと成長するのか経過観察し、いい結果になればまたこの記事に追記していこうかと思っております。悪い結果でも追記します!
あともう一つ言うと、実は今回が初めてのハイドロカルチャーで、うまくいくのか少し不安です!ハイドロカルチャーは管理が楽とはいうけど、それは中級者向けの人の話の中だけであって、初心者はまずオススメされない栽培方法だからです。
いろいろ育てて思ったのが、僕みたいに家でパソコンする人はベランダに行くのも億劫で虫が結構苦手な方なので、室内で小さい多肉を量産する方が自分に合っていることに気づいたからこれからは室内で管理しやすい多肉とハイドロへとシフトチェンジしようかと思ったのですよね。
ちなみに、ハイドロを使うのであれば、本当はミリオンAというものを鉢の底に入れるともっといい感じに育てることができます。
これがあると水が浄化され、根腐れが起きにくくなります。ハイドロカルチャーの弱点は水がたまると菌が繁殖したりして根が腐ることがあるので、本当はこれを入れると育てるとき根腐れをもっと気にすることがなくなります。
まぁ、そんなこんなで成長が楽しみです!!
ではっ!!
多肉植物の葉っぱが落ちたので葉挿しして増やしてみた
- 2016年05月09日
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