• 2018年12月02日
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2018年よく聴いていた音楽を紹介していく

初めまして、achiyochi.jpの管理人、菱川でございます。

今年よく聴いていた音楽を紹介しようという“””””ブログありがち”””””な内容の記事を書く日が僕にも来るなんて思いもよりませんでした。

本当は1年に一回聴いてる曲を紹介するとかするよりも、定期的に紹介した方が鮮度もいいしそういう人の紹介する曲の方が良さがあったりするのですが…(定期紹介している人はちゃんとディグっているので聴いている音楽の質も良いのです)

僕はそんなにディグらない人間で…「ディグった人の音楽を多少深くディグって紹介する」くらいしかできないのでざっくり今年聴いてた音楽という形で紹介します。

そもそも音楽ってなんでこんな情報薄いん!?って思うことが結構あるのですが、答えは簡単。

資本主義社会で回っているこの世の中、名を売ろうとするならば金がいるのですよ。でも音楽やってる人は金ないんですよ。ついでに言うと音楽やってるやつはゴミなんですよ。(誰もそこまで言ってない)

曲単位で名を広めるための資本がたいていの人に無いのが基本的な原因です。それゆえ音楽を探すと言う行動は非常にアクティブな行為なんです。

と言うことは…音楽をディグるだけで一つの職業として成り立たせられるんですよね。現代の音楽を最低でも10年前の音楽シーンと比較してレビューできたり、紹介できたりすれば、かなり職人ですよね。

そんな音楽ディグラー、最近はシティポップなんかが熱いのでシティポップがっつりディぐる人が多い模様…あと、個人的にヒップホップをちゃんと聴けている人はだいたいどんな音楽にも繋がるジャンルなので音楽に対して博識なイメージがあります。

 

とりあえず、早速紹介していこうかと思います。まぁ、皆さんは適当に流してよかったのがあったらプレイリストに入れる、みたいな感じでゆるくやっていきましょう。プロでも無いんだからね。

Unknown Mortal Orchestra – Hunnybee

Unknown Mortal Orchestraはニュージーランド出身のルーバン・ニールソンを中心に、ポートランドを拠点に活動するサイケポップ・バンド。

彼の音楽は、彼自身の生活に根付いた音楽がそのまま表現されている、みたいな感じがしてすごくエモいですよね。PVのアニメーションもかわいらしい仕上がりとなっていて、ドライブに最適です。

 

Action Bronson feat. Chance The Rapper – Baby Blue

Action Bronsonはニューヨークのラッパー。この動画ではリリックがヤバすぎるらしくてかなり修正が入ってます…

この人結構ヤバそうですよね…

超かっこいいのでおすすめです。

この曲も何年も聴いているけど2015年か…まじか………

 

Higher Brothers – 7-11

Higher Brothersは四川省の成都(せいと/チャンドゥ)出身の中国発ラップグループ。

2018年の曲では無いのですが、Higher Brothersの曲で一番好きな曲です。

重心の重たいトラップ系直下のサウンドが特徴。サウンドとしてはありきたりなのでは…と思わせておいて、中国語だからなのだからだろうか、すごく新鮮味ある音楽です。

あのtofubeatsも過去に紹介していたと言う経緯もありますので、ぜひチェケラしてみてください。

 

Shinamo Moki & Meuko! Meuko! – Artificial Beach (Howie Lee Remix)

またまた88risingからの紹介です。中国発の、ヴァイパーウェーブカルチャーから影響を受けた音楽です。

Shinamo Mokiはロンドン/上海を中心に活動しているエレクトロポップユニット。日本とは「食品まつり a.k.a Foodman」とも親和性のあるアーティストです。

サウンドも良さが溢れますが、映像もドラッグ感があって最高です。中国では電子機器産業が活発で、そう言う背景もさらにインターネットカルチャー感を醸し出してきます。

 

Snail’s House – Pixel Galaxy

Anamanaguchiを筆頭にチップチューン系の音楽が一世を風靡していますが、こちらもその系統の音楽です。

数年前はこういう日本のサブカルチャーをファッションアイコンとしてる外国人アーティストが多かったように感じます。

最近はどうだろう…?

動画がかわいくて感動します。

 

TELEx TELEXs – หยุดตรวจ

タイのバンコク初のシンセポップバンド。

この曲すごく好きなんだけど日本じゃ言語の壁が高すぎて情報が追えません。タイトルも何書いてるかわからねぇ。

でも渋すぎてかっこいいんだけど!!

CDが欲しいけど売ってるかなぁ

 

さよならポニーテール「光る街へ」

結構前の曲ですが、さよならポニーテールの中で未だ完成度の高いシティポップとして君臨していると思います。

地味にCDを買いあさっている僕なのである。

さよポニ曲はちゃんと現代J-POPを作れている数少ないアーティストだと思っていて、スカート澤部さんと並んでもいいように感じます。個人的にあまりやくしまるえつこ感は感じないんですよね…

多分、その辺は動画よりアルバムを通して聴いてるとそう思うのかもしれない…と感じた今日この頃。

あと、動画では「324P」氏の曲がアプローチされがちで「ふっくん」氏の曲がドラマチック過ぎて生き急ぐSNSピーポー達はじっくり聴けていなくてそういうイメージがついたのかも、とも思う。

全然売れてない僕のギターの演奏とかを音源で使って欲しい(共演したい)と密かに思っている。さよぽにメンバーが見ているのなら100%検討していただきたい。(ちなみに万が一共演しちゃった際は一切何も公言しない…一人でひっそりと「さよポニにでちゃった〜」つって楽しむ)

 

NAO – Girlfriend

NAOは、イーストロンドンのシンガーソングライター。まずこのボーカルの歌唱力を堪能していただきたい。

盛り上がるところの「トメ」を最大限に楽しんでチルアウトして欲しいウェーブ感でございます。

ほかの曲も聴いたけど、この曲だけ死ぬほどリピートしてます。(死んでいません)

 

Anna Wise – Precious Possession

彼女ほどフェミニンで女子力が高く、キャスキッドソンの似合う女性はいないのでは?ってレベルで「女性」が前面に押し出されたナンバーとMVです。

チル過ぎて、何回でも聴いてしまいました。今後も聴くでしょう…

 

Nosaj Thing – Cold Stares ft. Chance The Rapper + The O’My’s

Nosaj Thingはロサンゼルスで活動するエレクトロニカアーティスト。

アップルのCMに使われていたので有名だったのではないでしょうか。確か使われてたきが…あれ、使われてなかったっけ…(情報不確かすぎる!)

動画はライゾマティクスが制作したもの。ライゾマはかっこよくてクリエイター達の憧れなのではないでしょうか。

古い曲ではありますがいつも聴くので…

 

ODDEEO + KWWT – Chinatown Blues (ft. Megpoid Gumi)

ODDEEOはシカゴ発の海外ボカロ曲製作者(ボカロP)です。

アニメーションも制作しているそう…この動画すごく好きなんですよね。

この曲も去年から今年にかけて今でも頻繁に聴いている曲のうちの一つです。

ボーカロイドって聞くとオタクカルチャーのアニメソングかぶれ、音ゲーソングかぶれのクソテンポ早いダンスミュージック、カタカナと漢字の組み合わせのタイトル、孤独主義者が考えましたみたいな文学的な歌詞、みたいなイメージがあると思いますが、こちらは全然そういうのでは無いです。普通にドライブにでも流せるキラーチューンとなるでしょう…

 

Broken Baby – Hurt My Heart

これも去年に引き続き今年聴きまくってた今年一番一押しのバンドです。

オニのかっこよさ。フロントの女の人かっこよすぎるんだけど。

このリズム、永遠に聴けます。

 

雪の結晶 – 徳永憲

去年に引き続き、今年もめちゃくちゃ聴いていた曲だった気がします。

徳永憲、滋賀県出身。独特の歌詞とアシッドフォークと説明されていますが、ポップという視点で見てもすごく良いです。

「雪の結晶」とSMAPの「世界に一つだけの花」って、歌詞の内容の「オンリーワン」さという根本的な意味は同じですが全然視点が違います。

雪の結晶の方がもっと個人的で、救いはなく、諸行無常さを語っていて、このどうしようもなさが僕を感動させます。徳永憲しかできない表現です。

あと、サビのメロディは完璧です。サビだけでも聴こう。

 

[OOHYO(우효)] Vineyard

우효(OOHYO、ウヒョ)は、韓国のシンセポップアーティスト・シンガーソングライターです。現在はロンドンで活動しております。

この年も去年もその前もずっとずっと無限に聴いていたアーティストです。一番聴いていたと思います。

こんな曲を作れるアーティストがいていいのでしょうか。こんな曲を僕なんかが聴いていいのでしょうか。

これ以上特にコメントもないので、우효の曲を色々と聴いてみてはいかがでしょうか。

 

みんな音楽を聴こう

というわけでこんな感じで終わりたい。

みんなもいろんな曲を聴くと思うが、僕はこんな感じでした。多少古いのは僕があんまり音楽を聴いていない証拠である…

今回はとにかくよく聴いてたかなぁというのをチョイスしてみました。

国内インディーとかオルタナロック、日本語ラップをよく聴く!って人が多いと思いますが、個人的にここ最近アジア圏(韓国、中国)のミュージックシーンの盛り上がりが半端ないなと感じております。次にアツくなりそうなのはタイとかインドでしょうか。インドはもう来てそうです。

皆さんはどんな音楽を聴くでしょうか。僕にこっそり教えてください。

音楽関係の記事もうちょっとやろうかなぁ…

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