- 2017年01月09日
- 日常
礼服のレンタルってぶっちゃけどうなの!?喪服を実際にレンタルして感じたメリットとデメリット

初めまして、菱川です。
今回は通夜・葬儀などがあったので、初めてレンタルで喪服を借りてみました。その際感じたメリットデメリットをお伝えしたいと思います。
もし、急に誰かが亡くなって喪服が必要になったが持っていなかった、持っていてもサイズアウトしていた、買おうと思ったが高いと感じた、遠方で喪服が荷物になる、など、色んなパターンの方の参考になれば良いと思います。
僕のパターンをかんたんにご説明
- 僕は最近上京した若者の男性で、地元の大阪へ戻らないと駄目
- その日に帰って次の日に喪服が必要になったので当日地元の写真館で借りることに
ということで現地でレンタルして一式揃えました。
以上。
喪服のレンタル方法
ネットで予約
都内であれば当日にネットで調べると午前中などの条件だと当日で借りられたりします。
なので急な予定でも結構対応できますので「喪服 レンタル」で検索してみて、活用してください。
地元・近くの写真館でレンタル
近くの写真館・フォトスタジオ等に一本電話を入れると休日でもすぐに対応してくれる場合があります。もちろんお休みされている場合もありますが、基本的には当日に取りに行ったりできるのでとても便利です。
気になる金額は?
だいたいネットでも実店舗のフォトスタジオでも似たような金額ですが、5000円〜10000円の範囲でレンタルできます。特に期日で金額が変動するということでも無さそうで、フォトスタジオよりもネットのほうが安く、フォトスタジオのほうが返却しやすくその場で試着ができるので安心感があります。
喪服のレンタルは本当に便利でオトクなのか?
これは実際に使ってみた感想を素直に書いていきたいと思います。
メリット
- フォトスタジオだとキッチリ仕立ててくれるので親族にあっても恥ずかしいなんてことはまず無い
- 短期的に見ると安い。僕の場合金額は7400円ほど。
- ネットだとちょっと時間かかっちゃうけどフォトスタジオならばそこまで移動する時間さえあれば案外早く済みます
- 喪服を購入してからしばらく着なくなっていざ出してみるとサイズが合わない…なんてことは無い
- 定期的な喪服の手入れが必要ない。一人暮らしならば喪服を手入れするなんて時間も発想もわかないと思うので、きれい好きでなければレンタルをおすすめ
- 遠方だと荷物が減る。でも、現地で調達して持っていく方法もあるっちゃある。それは状況次第
- 昔買った古臭いデザインの喪服を保存して使い続けるということをしなくて良い。
デメリット
- 「レンタル」って言うと、感心する方もおられるのですが、昔の感じを重んじる人、頭の固い人などは「常識的に礼服は一着持っておくもんだろ」と言ってくる人が…結構多いです。なのであんまりレンタルは言わないほうが「常識的」に対する価値観の違う人とケンカになりにくいので良いです。
- 周りの方が高齢で頻繁に礼服が必要な方には高い金額です。なので礼服のレンタルはすっごく粘っても40代ぐらいからは飽きないデザインを買うほうがお得という結果になってしまいます。
- 急死などの状況、通夜の予定がポンポンと進んで次の日とかになるとレンタルするまでの猶予が少ないので焦ります。レンタル屋さんも対応してくれますが(そもそも喪服が必要なときって急な事が多いですし)、そりゃあ持ってる方がすぐに出かけられます。
- 全部セットで出してくれるところもあるけどそうじゃないところが多い。基本的に「スーツ」「ネクタイ」「ズボン」の3点セットが多いです。ということはプラス靴やベルト、カッターシャツを調達しないと駄目です。持っているなら良いのですが、全く縁のない人には金額的に5000円プラスで考えたほうが良いです。でも、フルセットレンタルが楽天に5800円にあるので、結婚式や四十九日などの日程が決まっている場合なんかはこいつで済ませられます。ちなみに紳士靴などはどこでも売ってるので頑張って買いましょう。
結論
損得の話を言うと…若い人はレンタルのほうが断然おとくで、年配の方はやはり買うべきで、急な予定の場合融通がきかないのはレンタルで(知恵があればなんとかなる範囲)、予定がきっちり決まっているとレンタルは強力な助っ人になるという結果です。
なので、「スーツのレンタル慣れしている若者」イコール「質の良いきっちりした礼服を揃えている年配」ということだと思います。と言うと、年齢差別的発言をしている感じがしますので…これはあくまで「若者よりも年配の方が礼服着る事多いでしょっ!?」という意味で考えるとお互いの最適解がこれに尽きるのではないかということです。
おわりに
というわけでレンタルしてみた感想でした。個人的に一番めんどくさかったのが「礼服を持たないのがおかしい」みたいな発言をされたことです。結婚式でも、レンタルで十分だと思います。フォトスタジオだと美容院から出たばかりの髪型のように完璧な姿で迎えることができるし、ネットでも十分だと思うのですけど…。
でも、ライフスタイルによりけりだなって思いました。なので、みなさんもレンタル、自前、どちらが良いか、今の現状を確認して考えてみてはいかがでしょうか。
それでは。
礼服のレンタルってぶっちゃけどうなの!?喪服を実際にレンタルして感じたメリットとデメリット
- 2017年01月09日
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